最近の若い人は、知らない人も多いでしょうが、手塚治虫さんは、日本の漫画(コミック)・アニメ文化の創始者であり、その後多くの有名漫画家やアニメーターに影響を与えている漫画の神様です。
私は、「鉄腕アトム」のTVアニメをリアルタイムで見ています(年がバレル 笑)。週1回の30分番組でしたが、当時は、CGなどもちろん無く、何千枚の原画を描き一枚一枚撮影して動画にするパラパラ漫画方式でした。手塚さんもスタッフも壮絶な1週間の連続だったようです。
コミックでは「火の鳥」(のちにアニメにもなっていますが)という大作(全て大作だが)の中には、未来を予想するようなスマホや知能を持ち、人と会話出来るロボットも出てきます。(空飛ぶ車は、大阪万博でコケましたが)手塚さんがテレビ番組の中で「21世紀は、東西・南北の対立も無くなって、ものすごく平和な世界になるだろう。」と言われてました。
確かに1975年にベトナム戦争は、終結し、1990年前後には、ソ連の崩壊やベルリンの壁崩壊(東西ドイツ統一)があり、20世紀末に世界は、平和に向かって行くように見えました。(逆に天安門事件は、この頃起きているが)しかしここ数年一部の独裁者のためにまた世界がおかしくなってきています。
未来を予想した手塚治虫さんの言葉が今後現実になって平和な世界になることを願っています。
(進)