秋葉原ファッションビル計画

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一時マーケティングの勉強をしていた時にいくつか書いたエリア活性化の提案書の一つです。

5年以上前に書いた提案書ですので登場するビルがもう現在存在しなかったり、時代の変遷を感じる提案書になっています。特に一時一世を風靡したPARCOは、近年全国的に続々と閉店しています。

最近では、デパート(百貨店)の中にユニクロや無印良品が入り値段の高い専門店は、排除されて来ています。ネット通販全盛の時代にファッションビルの存在感は益々薄れて来ています。

【】内は、現在の状況を後から入れたコメントです。

《秋葉原ファッションビル計画》

若者の街 渋谷には日本一の集客力をもつ109があり渋谷のランドマークであり不動の人気を博しています。大人の街 銀座にはプランタンがあります。【2016年に閉店 現在マロニエゲートになりました。】

若者の街渋谷には109とPARCO【2016年一旦閉店 2019年リニューアルオープン】

若者と大人の混在する街 池袋にはPARCOやソエラがあります。かつて渋谷PARCO・池袋PARCOの全盛時代がありました。そのPARCOが東京近郊や地方にも進出して地域No. 1の集客力を持つようになりました。【しかし、109やファストファッションの台頭により、その座を奪われることになります。PARCOは、比較的高い価格の店が入っていましたが、109はよりジャンクな店まで入っているのが大きな違いであると思います。】

かたやオタク・家電パソコン・外国人観光客の街秋葉原にはファッションビルがありません。PARCOもありません。秋葉原ファッションというジャンルは、今のところ存在していません。

しかしメイドファッションは、原宿のロリータファッションに近いニュアンスもあります。秋葉原には今までファッションビルは、ありませんでした。秋葉原特有のファッションビルがあっても面白いし、現在ゼロの状況から一棟でも出来れば必ず話題になるし、かなり集客力のあるビルになると思います。企画運営する電鉄会社が無いのなら、ルミネやアトレのようにJR東日本が企画運営しても良いのではないでしょうか。

(進)