現在NHKの大河ドラマ「光る君へ」 で紫式部と時の最高権力者 藤原道長が主役として描かれています。大河ドラマのテーマとなる時代は、戦国時代や幕末が多いのですが、今回のように平安時代が取り上げられることは、稀なので個人的には平安時代は、大歓迎です。
紫式部と言えば、世界初の女流長編小説「源氏物語」の作者として誰もが知っている人物です。日本人に「死ぬまでに一度は読んでみたい日本の古典作品は?」とゆうアンケートを取ったら、おそらく第一位は、「源氏物語」になるのではないでしょうか。
高校時代、原文を古語辞典を引きながら読もうと思いましたが断念した記憶があります。今は、小説化したものや解説本で読みやすいものがたくさん出ていますので、私も大河ドラマを機に1冊購入して今読んでいます。
また、大河ドラマの登場人物の中には紫式部始め小倉百人一首に歌が選じられている歌人・貴族も多数いるので、あらためて百人一首も読み返しています。貴族社会、今で言えば上級国民(例えが正しくないかもしれませんが…)の物語ですが、大河ドラマの中では、平安時代の庶民の生活も描かれているので大変興味深く見ています。地方の豪族や寺社が武力を持ち始める狭間でもあり、優雅な平安貴族の文化に触れられるのも興味深いです。
興味のある方は、オンデマンドで見ていただければと思います。
(進)