今年の大河ドラマは、江戸時代の蔦屋重三郎が主人公です。元々は、吉原の茶屋をやりながら貸本屋を営んでいたのですが、出版にも進出して最終的に日本橋に地本問屋(出版・卸し、書店を兼ねる)を構えるまでになります。
地本問屋の店主(社長)と言っても、お抱えの戯作者(小説家)や絵師(画家兼漫画家)に草案を出して小説を書かせたり絵を描かせるプロデューサー的な役割も兼ねています。蔦屋重三郎は、敏腕プロデューサーで、時代の寵児と言われてました。
店では、戯作者や絵師に飯や酒も振る舞って、みんな自由に出入りしています。人を惹きつける魅力的な人間性、金に糸目を付けない太っ腹な性格が磁石のように人を引き付けていました。
私がかつて使えた社長にも似たような方がいました。得意先も仕入先も毎日のように来社されて、私もよく一緒に飲みに行ったりしていました。人を惹きつける大変魅力的な社長でした。会社の業績も良かったので交際費もかなり使っていたと思います。
以前のブログ「利は、もとにあり」(2023年10月)の中にも書きましたが、「仕入先がよく訪問して来る会社は、繫栄する会社と言われています。」 繁栄する会社のキーワードは、「人が集まる」だと思います。
(進)