3月のブログにも「秋葉原ファッションビル計画」という地域活性化マーケティングについて書きましたが今回は、「商品開発のマーケティング」についての第二弾です。
5年前くらいにマーケティングの勉強をしていた時に書いた商品開発提案書です。5年経った間にかなりマーケットの状況は、変わってますが 【】内は、今回入れた現状のコメントです。
機能性飲料の売上アップ企画およびアレンジ商品開発
☆対象商品
・花王ヘルシア
・サントリー特茶
いずれも体脂肪を燃焼しやすくすることをうたっている高濃度茶カテキン特保飲料である。両商品とも年商約300億円【当時のデータで 直近のデータなし】
☆注目点
・夏場の身体が水分を欲する季節はよいが冬場にヘルシア緑茶の350mlのタイプは未だ良いが500mlのスパークリングタイプは飲みきれない経験をした方も少なくないと思う。
特茶は初めから500mlの設定である。
機能性飲料のユーザーニーズは、毎日この飲料を飲みきってはじめて、飲んだ、健康が維持出来た、と感じるのである。(毎日医者から処方されている薬を必ず飲む患者と近い感覚)
そこでハウスウェルネスフーズのウコンの力(年商約300億円【5年前のデータ】)と同じ100mlの缶入りにして『ヘルシア100』として発売する。
ペットボトルの飲料タイプから缶入りにかなりのユーザーが移行すると考えられるが、缶入りの新たなユーザーが相当見込めると考えられる。
・価格設定はヘルシア緑茶に近い200円とする。ウコンの力も近い価格であり、売り場での相乗効果も見込める。
☆ヘルシアのプラス機能付パワーアップ商品としての商品開発
上記で提案した100ml商品をさらにパワーアップさせるために、もう一つ機能性を付与して、『ヘルシアプラス』と言う商品を作る。
高濃度茶カテキン+カフィン=体脂肪燃焼促進+眠気覚し
【正確なデータは、無いがヘルシアはサントリーの特茶のCMを含めたマーケティング戦略により大きく差をあけられたようである。タイムリーに戦略をうたないとこのような結果になる顕著な例と言える。】
(進)