25年くらい前に山形県の菓子メーカー様を担当をしていた時、トヨタ看板方式という言葉が世の中にはびこり、資材納入会社にとっては、厳しい状況でありました。クイックデリバリ、ジャストインタイムなど我々にとっては、厳しい言葉が飛びかっていました。
菓子メーカー様もクイックデリバリ、ジャストインタイムを採用されることになり、月間1,500万円の取引きでしたので山形に在庫スペースがない弊社は、現地の会社に倉庫をお借りすることになりました。倉庫を貸していただいた会社は、ラベルシールを製造している会社ですが、ご縁あって倉庫の一部に我々の製品(ラミネート袋)を置かしていただいて、毎日必要な分の資材を納品することになりました。
私も長いサラリーマン人生のなかで5人師と仰ぐ尊敬する方がいますが、倉庫を貸していただいた会社の社長もその一人です。ある時食事をしながら社長とお話しする中でディスクロージャー(情報開示)という言葉を教わりました。今では、あたりまえかもしれませんが、当時としては画期的だったと思います。
社長は、〇〇さん「うちの会社は、ボーナスを決める時に社員全員に会社の業績内容をお話しして、社員の意見を聞いてから決めるんですよ。ディスクロージャーを実践しているんですよ。」と言われてました。なんと民主的で素晴らしい社長だなと思いました。
業績が良ければ、かくすことなくボーナスを出す。業績が悪ければ、社員に状況をわかってもらって出せるだけのボーナスで我慢していただく。仕事を頑張って業績が上がれば、ボーナスも上がる。これが正しいモチベーションの姿で社員のやる気も喚起できると思います。また社員との信頼関係も増して、良い人間関係が築けるようになると思います。
この素晴らしい教えは、弊社でも実践しています。ディスクロージャー・情報開示・ガラス張り経営。どんな表現でもよいのですが社員との信頼関係を築く大事な要素だと思います。
(進)