商品開発

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我々のたずさわっているパッケージ業界でも今までにない全く新しいパッケージを開発することは、ものすごくハードルが高くて難しいことです。

ボトルを含めたパッケージで我々の知る昭和時代の大発明ペットボトルやチャック付袋は、ライフスタイルを変え、リサイクルや食品ロスの観点からもサステナブルな素晴らしいパッケージの開発だと思います。

また開発という考え方には、用途開発があります。新しく開発されたパッケージをどのような商品に使って応用しようかという発想やアイデアが用途開発です。

特許には、なりませんが(実用新案になるケースはあります。)実際の商品に使って大きく商売を伸ばすことが出来ます。むしろ用途開発がビジネスでは、重要であると考えられます。

せっかく良いものが開発されたのに的確な用途が見つからずに埋もれてしまった開発品や時代が早すぎたというのは、よくあるケースです。

開発のアイデアやひらめきは、ふとしたきっかけで生まれることがあり、かならずしも考え抜いて生まれるものでは、ないようです。ニュートンの万有引力の法則の木から落ちたリンゴのようなものかもしれません。

しかし、技術的な開発は、時間をかけて研究し、よく考え抜かないと出来ないもののように思います。

昔、IBMの社内の至る所に「think」の文字が掲げられていたと聞いたことがあります。優秀な頭脳を持ったメンバーが常に考えている集団は、新しいものが生まれる環境のある強い組織だと思います。

我々もボーっとしている時間は、ありません。平凡な普通の頭脳をフル回転しなければ新しい開発品や用途開発は、生まれないと思います。

                                                                     (進)